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南アフリカランド円をドル・コスト平均法で購入
ここでは、ランド円をドル・コスト平均法で購入する長期投資法について調べてみます。
ドル・コスト平均法とは、高値掴みのリスクを避けるための時間分散投資の一種です。
ドル・コスト平均法の、毎月一定通貨投資との違いは、数量を等分する(例えば1万ランドを毎月買う)のではなく、金額を等分する(例えば1万円で南アフリカランドを買えるだけ買う)点が異なります。
購入の仕方は一括全額購入・毎月一定通貨投資と違いますが、これもスワップ金利狙いのスワップトレードです。
価格が高い時は購入数量が少なく、安い時には多いため、単純な数量分割に比べ平均値の点で有利になるとされる投資法です。
検証1)リーマンショック前にドル・コスト平均法で購入
リーマンショック前(つまり南アフリカランドが暴落する前)の2008年1月から、ドル・コスト平均法で毎月10万円ずつ、定期的にランド円を購入したとすると、
年月 | 購入レート | 購入数量 (ランド) |
投資金額 (円) |
平均取得レート |
2008/1/1 | 16.31 | 6131 | 10万円 | 16.31 |
2008/2/1 | 14.22 | 7032 | 10万円 | 15.19 |
2008/3/1 | 13.06 | 7656 | 10万円 | 14.41 |
2008/4/1 | 12.32 | 8116 | 10万円 | 13.82 |
2008/5/1 | 13.73 | 7283 | 10万円 | 13.80 |
2008/6/1 | 13.83 | 7230 | 10万円 | 13.81 |
2008/7/1 | 13.58 | 7363 | 10万円 | 13.78 |
2008/8/1 | 14.71 | 6798 | 10万円 | 13.89 |
2008/9/1 | 14.09 | 7097 | 10万円 | 13.91 |
2008/10/1 | 12.8 | 7812 | 10万円 | 13.79 |
2008/11/1 | 10.08 | 9920 | 10万円 | 13.34 |
2008/12/1 | 9.46 | 10570 | 10万円 | 12.90 |
2009/1/1 | 9.55 | 10471 | 10万円 | 12.56 |
2009/2/1 | 8.78 | 11389 | 10万円 | 12.19 |
2009/3/1 | 9.64 | 10373 | 10万円 | 11.98 |
2009/4/1 | 10.4 | 9615 | 10万円 | 11.86 |
2009/5/1 | 11.63 | 8598 | 10万円 | 11.85 |
2009/6/1 | 12.02 | 8319 | 10万円 | 11.86 |
2009/7/1 | 12.43 | 8045 | 10万円 | 11.89 |
2009/8/1 | 12.17 | 8216 | 10万円 | 11.90 |
2009/9/1 | 11.93 | 8382 | 10万円 | 11.90 |
2009/10/1 | 11.92 | 8389 | 10万円 | 11.90 |
2009/11/1 | 11.08 | 9025 | 10万円 | 11.87 |
2009/12/1 | 11.62 | 8605 | 10万円 | 11.85 |
2010/1/1 | 12.51 | 7993 | 10万円 | 11.88 |
2010/2/1 | 11.85 | 8438 | 10万円 | 11.88 |
2010/3/1 | 11.55 | 8658 | 10万円 | 11.87 |
2010/4/1 | 12.79 | 7819 | 10万円 | 11.90 |
2010/5/1 | 12.71 | 7868 | 10万円 | 11.92 |
2010/6/1 | 11.88 | 8418 | 10万円 | 11.92 |
合計 | - | 251641 | 300万円 | 11.92 |
検証1の平均取得レートは11.92でした。
先ほどの毎月一定通貨購入(検証1)の場合は12.02でしたので、それほど大きな差はありません。
今回毎月10万円を投資金額に当てていますが、レバレッジを効かせれば10万円全額をFX会社に入金する必要はありません。
検証2)リーマンショック後にドル・コスト平均法で購入
次に、リーマンショック後(つまり南アフリカランドが暴落した後)の2009年1月から、ドル・コスト平均法で毎月定期的にランド円を購入したとすると、
検証2の平均取得レートは11.53でした。
毎月一定通貨購入(検証2)の場合11.61ですので、この例でもそれほど大きな差はありません。
ドル・コスト平均法のメリットとデメリット
検証1と2のどちらも、先ほどの毎月一定額投資と取得レートが変わらず、購入時期を分散させることで、全額一括投資よりも安定して利益を出せそうだということが分かりました。
このドル・コスト平均法のメリットとデメリットはどのようなものでしょうか。
デメリット
・購入時期の分散で、取得レートが平均化することで為替差による大きな利益を狙いにくい
・毎月購入するという手間がかかる
メリット
・取得レートが平均化されるため、大きな為替差損になりにくく、利益が安定している
・決まった額を毎月定期的に購入するため、トレードに感情が入りにくい
リスク | 小(最小1) | 大(最大5) | |
最大リターン | 小(最小1) | 大(最大5) | |
手間 | 小(最小1) | 大(最大5) |
※最大リターン・・・この投資法で期待できる最大の利益
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