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約定率(約定力)とは?
FX会社がよく、
「約定率が違います」
と、ホームページに書いているのを見ることがあります。
FXにおいて、約定率とは投資家が意図する価格、タイミングで取引が成立する確率をいいます。
一般的に、昼間など為替レートの動きが比較的ゆるやかな時間帯では、ほとんどのFX会社で約定率は100%になります。
しかし、
- 為替取引が活発になるNY市場の時間帯(日本時間午後22時~午前4時すぎ)
- 為替相場を大きく左右するイベント発生時(テロなど)
- 米雇用統計などの重要な経済指標発表時
といった状況では、FX会社によって約定率に大きな差が出てきます。
この約定率の違いは、FX会社が為替レートの提供に使用するサーバーの処理能力によって差が出てくるといわれています。
また、約定率が高いことを、約定力が高いと言うこともあります。
約定率(約定力)の違いによる、メリットとデメリット
FXトレードにおいて、約定率が違うことにどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
調べてみました。
約定率 | メリット | デメリット |
高い | ・多くの時間帯で、意図した価格で 注文が成立しやすい |
・特になし |
低い | ・特になし | ・スリッページ※1や約定拒否※2により スプレッド以上のコストが発生 |
※1 スリッページ:注文した価格からすべって、意図しない価格で約定すること
詳しくはこちらです→スリッページとは
※2 約定拒否:あらかじめ設定した範囲以上にすべってしまい、約定しないこと
約定率が低い=処理能力の低いサーバーを使用することになります。
そのため、FX会社にとってはサーバー代が安くすむというメリットがありますが、私たち投資家には何のメリットもありません。
このように、FX会社の都合による価格変動は私たち投資家が利益を得る機会を失うことにもつながります。
そのためには、なるべく約定率の高いFX会社を選ぶべきです。
→スリッページ・約定力でFX会社を比較
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