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トルコリラ円の暴落・急落で利益を上げるFXトレード法
トルコリラ円では、年単位で長期間保有すると、売却時に為替レートが暴落(急落・下落)している可能性が高く、なかなか利益を出しにくいことが分かりました。
詳しくはこちらです→トルコリラ円でスワップトレード
そこで、買いではなく、売りポジションを保有することで利益を出せるか検証しました。
- トルコリラ円FX暴落トレードの売買ルール
- トルコリラ円FX暴落トレードの運用成績
- トルコリラ円暴落トレードのリスクヘッジで南アフリカランド円を保有
- 2019年 トルコリラ円暴落トレードの成績
- 結論 メリットとデメリット
トルコリラ円FX暴落トレードの売買ルール
以下の簡単な売買ルールで暴落トレードを行います。
保有条件
毎月、月初めに売りポジションを保有
決済条件
1か月後~6か月後の決められた期間に決済
売買例
2016年3月から開始、3か月後決済とした場合
2016年3月1日に売りポジション保有→2016年6月1日に決済
2016年4月1日に売りポジション保有→2016年7月1日に決済
2016年5月1日に売りポジション保有→2016年8月1日に決済
・・・・
と、毎月売りポジションを保有していきます。
最大保有ポジション
1万通貨の取引を行う場合は、保有期間別に最大保有ポジションは以下のようになります。
保有期間 | 1か月保有 | 2か月保有 | 3か月保有 | 4か月保有 | 5か月保有 | 6か月保有 |
最大保有 ポジション |
1万通貨 | 2万通貨 | 3万通貨 | 4万通貨 | 5万通貨 | 6万通貨 |
1か月ごとに売りポジションを保有するため、保有期間が長くなるほど、保有期間が被ります。
そのため、最大保有ポジション数も多くなる傾向にあります、
トルコリラ円FX暴落トレードの運用成績
2008年~2018年にトルコリラ円暴落トレードをした場合の検証結果です。
1か月保有 | 2か月保有 | 3か月保有 | 4か月保有 | 5か月保有 | 6か月保有 | |
2008年 | +233165円 | +467382円 | +624339円 | +659185円 | +746038円 | +888122円 |
2009年 | -84761円 | -188109円 | -235367円 | -301506円 | -358446円 | -362200円 |
2010年 | +54511円 | +105142円 | +129665円 | +168635円 | +229233円 | +261037円 |
2011年 | +88433円 | +141950円 | +161673円 | +206739円 | +258776円 | +324414円 |
2012年 | -102949円 | -220670円 | -297424円 | -378314円 | -493442円 | -633731円 |
2013年 | -27404円 | +15743円 | +46413円 | +55638円 | +84114円 | +99996円 |
2014年 | -67202円 | -137341円 | -199609円 | -220354円 | -222168円 | -241136円 |
2015年 | +66623円 | +103681円 | +168778円 | +199586円 | +232787円 | +291994円 |
2016年 | +51917円 | +109332円 | +132511円 | +181071円 | +203960円 | +232213円 |
2017年 | +1460円 | -22800円 | -26891円 | -21891円 | -10768円 | +31218円 |
2018年 | +61491円 | +110002円 | +150593円 | +181715円 | +235387円 | +277843円 |
年間平均 リターン |
+25026円 | +44028円 | +59373円 | ![]() +66409円 |
![]() +82316円 |
![]() +106343円 |
1か月保有 | 2か月保有 | 3か月保有 | 4か月保有 | 5か月保有 | 6か月保有 |
上の成績表は、トルコリラ円1万通貨を暴落トレードで運用した場合の成績です。
なお、成績はマイナススワップも反映させています。
トータルでは1~6か月のすべての保有期間でプラス運用
単年でみると、マイナスになっている年もありますが、トータルでは、いずれの保有期間でも、プラスの運用になっていて、比較的利益を出しやすい方法であることが分かります。
特に長期間保有するほど、トータルではたくさんの利益を得られています。
トルコリラ円の暴落トレードは3か月程度の保有期間が無難
本手法は、保有期間が1か月→6か月と長くなるほど、トータルの利益も大きくなることが分かりました。ただし、保有期間が長くなると、最大保有ポジション数や最大損失も大きくなる傾向があるため、3か月程度にとどめておく方が無難です。
1か月保有 | 2か月保有 | 3か月保有 | 4か月保有 | 5か月保有 | 6か月保有 | |
過去の 最大損失 |
-102949円 (2014年) |
-220670円 (2014年) |
-297424円 (2014年) |
-378314円 (2014年) |
-493442円 (2014年) |
-633731円 (2014年) |
暴落トレードがマイナスになった年はトルコリラ円は上昇相場
2009年、2012年、2014年は全ての保有期間でマイナスです。
これらの年のトルコリラ円の為替レートは、
- 2009年 58.86円→62.07円
- 2012年 40.88円→48.65円
- 2014年 48.95円→51.33円
と上昇相場でした。
リスクヘッジとして、トルコリラ円の上昇時には同様に上昇し、トルコリラ円よりは下落しにくいランド円のスワップトレード(長期保有)と組み合わせると、安定した成績を残せそうです。
トルコリラ円暴落トレードのリスクヘッジで南アフリカランド円を保有
ランド円の買いポジションを保有をすることで、トルコリラ円の売りポジションを保有する、暴落トレードのリスクヘッジになるのか、検証しました。
南アフリカランド円を1年保有した場合の通貨量別投資成績
1万通貨 | 3万通貨 | 5万通貨 | 10万通貨 | |
2008年 | -51011円 | -153033円 | -255055円 | -510110円 |
2009年 | +38432円 | +115296円 | +192160円 | +384320円 |
2010年 | +10247円 | +30741円 | +51235円 | +102470円 |
2011年 | +34388円 | +103164円 | +171940円 | +343880円 |
2012年 | +11814円 | +35442円 | +59070円 | +118140円 |
2013年 | +2490円 | +7470円 | +12450円 | +24900円 |
2014年 | +8636円 | +25908円 | +43180円 | +86360円 |
2015年 | -20704円 | -62112円 | -103520円 | -207040円 |
2016年 | +6301円 | +12602円 | +31505円 | +63010円 |
2017年 | +11622円 | +34866円 | +58110円 | +116220円 |
2018年 | -9119円 | -27357円 | -45595円 | -91191円 |
※上表の金額は、為替損益・スワップポイントを考慮しています。
リーマンショックがあった2008年、中国初の世界同時株安があった2015年、米中貿易摩擦で市場が不安定だった2018年はマイナスですが、それ以外の年はプラスです。
一方、トルコリラ円の暴落トレードで成績の良くない2009年・2012年・2014年・2017年は、ランド円の長期保有ではプラスです。
そこで、
- トルコリラ円暴落トレード(1万通貨で保有期間3か月)
- ランド円長期投資(5万通貨を1年間保有)
を組み合わせて、トレード成績を調べました。
トルコリラ円の暴落トレード+南アフリカランド円1年保有の投資成績
保有年 | トルコリラ円暴落トレード (1万通貨) |
ランド円1年保有 (5万通貨) |
運用成績の合計 |
2008年 | +624339円 | -255055円 | +367042円 |
2009年 | -235367円 | +192160円 | -43207円 |
2010年 | +129665円 | +51235円 | +180900円 |
2011年 | +161673円 | +171940円 | +333613円 |
2012年 | -297424円 | +59070円 | -238354円 |
2013年 | +46413円 | +12450円 | +58863円 |
2014年 | -199609円 | +43180円 | -156429円 |
2015年 | +168778円 | -103520円 | +65258円 |
2016年 | +132511円 | +31505円 | +165258円 |
2017年 | -26891円 | +58110円 | +31219円 |
2018年 | +150593円 | -45595円 | +104998円 |
年間平均 リターン |
+59373円 | +19589円 | +78962円 |
予想した通り、ランド円の長期保有を組み合わせることで、2009年・2012年・2014年・2017年の損失を減らすことができました。
また、年間平均リターンも、5万9373円→7万8962円にアップしました。
2019年 トルコリラ円暴落トレードの成績
さらに2019年の、マイナススワップも考慮した最新のトレード成績を下の表に紹介します。
1か月保有 | 2か月保有 | 3か月保有 | 4か月保有 | 5か月保有 | 6か月保有 | |
1月 保有開始 |
-9009円 | -8813円 | 保有中 | 保有中 | 保有中 | 保有中 |
2月 保有開始 |
+196円 | 保有中 | 保有中 | 保有中 | 保有中 | 保有中 |
3月 保有開始 |
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4月 保有開始 |
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5月 保有開始 |
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6月 保有開始 |
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7月 保有開始 |
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8月 保有開始 |
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9月 保有開始 |
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10月 保有開始 |
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11月 保有開始 |
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12月 保有開始 |
2019年は、始まったばかりでまだ何とも言えません。
結論 メリットとデメリット
トルコリラ円でのFXトレードは、売りから入っても利益を得られることが分かりました。
以下のメリット、デメリットを理解して、デメリットを差し引いてもメリットに魅力を感じれば、有効なトレード法になります。
デメリット
- 単年ではマイナスになる年もある
- 毎日もらうスワップポイントがマイナスになる
メリット
- 売買の判断が簡単で、間違いようがない
- 2008~2018年の年間平均リターンはでプラスで、継続すると利益を出しやすい
- トルコリラ円上昇時にマイナスになる可能性が高いため、ランド円のスワップトレードと組み合わせることで、安定した利益を出せる
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