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FX南アフリカランドで大損を防ぐには?
FX南アフリカランドで大損を防ぐには?
高金利通貨としてとても人気があるのが、南アフリカランドです。
そのため、ほとんどの方がスワップポイント(スワップ金利)を狙って、長期で保有するスワップトレードをしています。
でも、運用方法によっては南アフリカランドで大損してしまうこともあるのです。
では、どんなケースで大損してしまうのでしょうか?
今回、南アフリカランドで大損する代表例と、その対処方法を紹介します。
- 投資金を全額一括投資する
- レバレッジを高くしてトレードする
- スワップポイントが低いFX会社を選んでいる
大損1 投資金を全額一括投資する
投資金を全額一括投資する場合に考えられるメリットとデメリットは、以下のようになります。
メリット
・投資金を最初から全額資産運用にあてることが出来る
デメリット
・一括投資するため、後から見ると高値で投資することになる場合もある
ランド円の為替レートが、今後どのように動くのか、将来の値動きは誰にも分かりません。
運が悪いと、購入後1ヶ月で暴落する可能性だってあります。
このとき全額を一括で投資していると、精神的に耐えられず、そこで投資をやめてしまうこともあります。
大損1「投資金を全額一括投資」への対処法
年単位で長期間ランド円を保有する場合、購入時期の分散させることがその解決策になります。
購入時期を分散させるメリットとデメリット
メリット
・高値での購入をほぼ確実に防げる
デメリット
・全額すぐに投資できないので、最初はもらえるスワップポイントが少ない
上のデメリットを踏まえても、大損を防ごうと思ったら、購入時期を分散させることをオススメします。
購入時期を分散した場合の損益をシミュレーションしています↓
南アフリカランド円でスワップトレード(毎月一定通貨投資)
南アフリカランド円をドル・コスト平均法で購入
大損2 レバレッジを高くしてトレードする
レバレッジとは、自分の預け入れたお金以上の取引をできることを指します。
詳しくはこちら→FXのレバレッジって何?
現在、全てのFX会社で最大25倍のレバレッジをかけることが出来ます。
例えば、レバレッジ25倍では、FX会社に預けた証拠金の25倍のランド円を購入できます。
でも、FX会社に預けた証拠金以上の損失が発生してしまうと、自動的に決済されてしまい、
FX会社に預けた証拠金を全額失ってしまうことになります。(これをロスカットといいます)
レバレッジを高くするメリットとデメリット
メリット
もらえるスワップポイントが多くなる
デメリット
為替レートが下がったら為替差損が大きくなり、ロスカットされる恐れがある
大損2 「レバレッジを高くしてトレード」の対処法
ロスカットされないためには、レバレッジを低めにして運用することが一番の対処法です。
ランド円の為替レートは年間で平均20%以上変動します。
(詳しくはこちらです→南アフリカランド 過去の為替レート推移)
100年に1度の世界金融危機以降は、変動率はそれほど高くありませんが、
余裕を持って2~3倍程度のレバレッジでの運用をオススメします。
レバレッジを低くするメリットとデメリット
メリット
ロスカットされる可能性がゼロに近くなる
デメリット
もらえるスワップポイントが、高レバレッジの場合より少ない
南アフリカランドへの投資は、利益を得るのが目的です。
レバレッジを高くしすぎて、預けたお金をロスカットで持っていかれることだけは避けましょう!
大損3 スワップポイント(スワップ金利)が低いFX会社を選ぶ
現在、ほとんどのFX会社でランド円を購入することが出来ます。
ここで、スワップポイントは政策金利を参考に決めますが、どの程度参考にするかは、FX会社が自由に決めて良いことになっています。
そのため、FX会社によってもらえるスワップポイントにかなり違いが出ています。
この事実を知らないまま、もらえるスワップポイントが低いFX会社でランド円を運用すると、
ランド円を保有するというリスクは同じでも、保有期間が長くなるほど、
もらえるスワップポイントに大きな差がついてしまいます。
大損3 スワップポイントが低い会社を選ばないための対処法
当然ですが、多くのスワップポイントをもらえるFX会社を選ぶことが解決策になります。
ランド円のスワップポイントを詳細に比較していますので、よろしければご利用ください。
詳しくはこちらです→南アフリカランドのスワップポイントを比較
FXのスワップポイントも定期預金と同様、1円でも多くもらえるところを選ぶべきです。
ヌーです 堂々として迫力ありますね!