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南アフリカランドのチャート
過去10年の南アフリカランドチャート
南アフリカランドは、これまでのどのような値動きをしていたのでしょうか。2008年~2018年の過去10年間についてチャートを見てみます。
2008年のリーマンショックで、大きく値下がりした後、2015年夏までランド円の為替相場は10円前後のレートで推移していました。
しかし、2015年8月に中国の景気減速を発端とした世界同時株安が起こって以降、ランド円の為替相場は、2015年12月にリーマンショックで記録した最安値を更新しました。
さらに2016年に入ると、6月24日にイギリスのEU離脱に関する国民投票で離脱派が勝利したため、先行き不透明感が漂い、ランド円が最安値を更新しました。
一方、11月のアメリカ大統領選でトランプ氏が勝利すると、トランプ氏の政策への期待感から、ランド円が円安に転じました。
次に、2008年~2018年のランド円の為替チャートを、1年ごとに詳しく分析しました。
2008年~2018年の南アフリカランドチャート
1年ごとに見るランド円のチャートは、リーマンショックが起こった2008年~2015年の直近過去8年です。
2008年は典型的な下げ相場です。
100年に一度といわれる世界金融危機が起こったのでしょうがないでしょうね。
世界の景気とランド円の為替相関はこちら
(別ウインドウが開きます)
2009年は一転して上げ相場です。
2008年の下げがあまりに大きかったので、調整した形ですね。
2010年はレンジ相場です。
11円前後で落ち着いています。
2011年は下げ相場です。2011年にアメリカ国債が格下げして、世界の景気が冷え込んだあたりから、ランド円の、為替相場が下がり始めています。
ここでもランド円と世界の景気は密接に関わりがあることがわかります。
世界の景気とランド円の為替相関はこちら
(別ウインドウが開きます)
2012年はレンジ相場です。
2013年もレンジ相場です。
2014年もレンジ相場です。
2015年は一転して下げ相場になりました。中国の景気減速が主な要因です。
2016年は後半上げ相場になりました。アメリカ大統領選を制したトランプ政策への期待が主な要因です。
2017年は後半上げ相場になりました。南アフリカ民族会議(ANC)の次期党首ラマポーザ副大統領への期待感が主な要因です。
2018年は後半下げ相場になりました。米中貿易摩擦による先行き不透明感と、アメリカの政策金利上昇が主な要因です。
年 | 相場 |
2008年 | 下げ相場 |
2009年 | 上げ相場 |
2010年 | レンジ相場 |
2011年 | 下げ相場 |
2012年 | レンジ相場 |
2013年 | レンジ相場 |
2014年 | レンジ相場 |
2015年 | 下げ相場 |
2016年 | 上げ相場 |
2017年 | 上げ相場 |
2018年 | 下げ相場 |
2008年~2018年まで、
上げ相場 3回
下げ相場 4回
レンジ相場 4回
となっています。
ちなみに、各年のランド円為替レートを数値で正確に知りたい方はこちらをご覧ください
ランド円 為替レートの推移
2008年と2011年、2015年の下げ相場は、どちらも世界の景気が悪くなったために引き起こされたものといえます。
逆に、世界の景気が良ければ、上げ相場かレンジ相場になるということです。
2019年はどんな相場になるのでしょうか?
南アフリカランドのチャートで予想できるか?
南アフリカランドのチャートからどのようなことが読み取れるのでしょうか?
FXでよく利用されるテクニカル指標で売買の判断をして、ランド円で利益を得られるか調べてみました。
利用したテクニカル指標
- ボリンジャーバンド
- 移動平均線
- MACD
- 月単位の増減
テクニカル指標の1つであるボリンジャーバンドから予想
ボリンジャーバンドを南アフリカランドのチャートに当てはめてみました。
詳細はこちら→南アフリカランドのチャートとボリンジャーバンド
テクニカル指標の1つである移動平均線から予想
移動平均線を南アフリカランドのチャートに当てはめてみました。
詳細はこちら→南アフリカランドのチャートと移動平均線
テクニカル指標の1つであるMACDから予想
MACDを南アフリカランドのチャートに当てはめてみました。
詳細はこちら→南アフリカランドのチャートとMACD
月ごとの相場の上げ下げから予想
為替相場の今後を為替相場の上げ下げから調べました。
詳細はこちら→南アフリカランドのチャートと月ごとの相場の上げ下げ
チャートから予想することが面倒だと感じる方のために
為替リスクなしで、南アフリカランドのスワップを受け取る方法です。
詳細はこちら→ スワップ金利のサヤ取り
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