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南アフリカランド円 スワップポイントの注意点
スワップポイント(スワップ金利)で稼ぐ仕組み
FXのスワップポイントはどのようなものかご存知でしょうか。
簡単に言うと、2国間の金利差によって発生する収入(支出)です。
例えば、南アフリカランドの金利が6.75%で、日本円の金利が0.10%の場合、
金利差は 6.50 - 0.10 = 6.40%です。
高金利の通貨である南アフリカランドを買い、低金利の通貨である日本円を売ることで
そのスワップ収入を毎日受け取ることが出来ます。
詳しくはこちら→スワップポイントって何?
このように、金利差によって生じるスワップ金利収入を狙う投資法を、
インカムゲイン型投資といいます。
※ちなみに、為替レートの変動による利益を狙う投資はキャピタルゲイン型投資といいます。
インカムゲイン型投資の代表 不動産投資と比較
インカムゲインと聞いてすぐに思い浮かぶのは不動産投資です。
では、南アフリカランドのスワップ収入と不動産投資を比較してみましょう。
比較項目 | 南アフリカランドのスワップ収入 | 不動産投資 |
年利 | レバレッジ2倍で10%前後 | 10%前後 |
流動性リスク | 小 すぐに換金できる |
大 買い手が現れない限り換金できない |
最低投資金額 | 小 数万円からはじめられる |
大 最低でも数百万円必要 |
不動産投資も、良い物件を見つけることが出来れば年利10%前後のインカムゲインを狙うことが出来ますが、お金が必要なときにすぐに換金できない、空き室リスクがある、投資金額は最低でも数百万円以上する、といったデメリットがあります。
その点、南アフリカランドのスワップ収入は、少ない資金からはじめることができ、物件購入の目利きも必要ないため、投資初心者でも気軽にはじめることが出来ます。
さらに、FXで外貨を購入する場合、相当する日本円が全額必要になるわけではありません。
1/2~1/3程度でも購入できます。
では、南アフリカランドのスワップトレードで気をつけることはないのでしょうか。
実は、私が経験した中で、2つほど注意する点があります。
注意点1 購入、売却のタイミングによってはマイナスになることも
南アフリカランドの為替レートが比較的高めの時期に購入し、逆に比較的安い時期に売却をしてしまうと、スワップ収入よりも大きな為替差損になってしまいます。
購入・売却のタイミングには気をつけましょう。
ちなみに私はこのような為替変動によるリスクを何とか減らせないものか
さまざまな投資法を検証していますので、よろしければご覧ください。
詳しくはこちら→南アフリカランドの投資法を検証
注意点2 FX会社によって、受け取るスワップポイントが違う
FX会社の儲けポイントは基本的に以下の2つです。
- 往復為替手数料(スプレッド)
- 売買スワップポイントの差
往復為替手数料
例えば、ランド円の買値が10.10円の場合、売値が10.09円といった感じで、
買うときのレートと売るときのレートが若干違います。
上の例では、買値と売値の差は0.01円(=1銭)となります。
これをスプレッドといい、このスプレッドがFX会社が私たち投資家から得られる収入になります。スプレッドはFX会社が自由に決めていいことになっています。
売買スワップポイントの差
多くのFX会社で、同じ通貨ペアでも受け取ること出来るスワップ金利と
支払うスワップ金利が違います。
例えば、
ランド円買いの受け取りスワップが1日100円、
ランド円売りの支払いスワップが1日120円、
の場合、FX会社の収入は120円 - 100円=20円になります。
スプレッドと同様、スワップポイントもFX会社が自由に決めていいことになっています。
そのため、FX会社によっては、受け取るスワップ金利が大きく違ってきます。
ですので、FX会社選びを間違えることがないように、なるべく高いスワップ収入がもらえるところを選びましょう。
詳しくはこちら→南アフリカランドのスワップポイントを比較
ミーアキャット かわいすぎますね~